先日、休日を利用して２日間、近所にある特別養護老人ホームへボランティアへ出かけてきました。

どんなお手伝いをしてきたかというと、

入浴の介助や身体洗い、身体ふきやドライヤーがけ、ポータブルトイレのそうじ、オムツやパットの交換、

トイレの介助や食事の用意・介助、ベットから車イスへの移動や高齢者とのお話等です。

自分なりに精一杯やりましたが、どの程度満足してもらえたかわかりません。

床ずれにならないように、寝たきりの方を動かし、

シーツを返るだけでも、かなりの体力を使いました。

職員の方々は、毎日本当にたいへんだと思いました。

老後の問題や介護の問題は、決して他人事ではありません。

時間は、あっという間に経ってしまいます。

そう考えれば、まもなく自分の生活に大きく関わってくる切実な問題です。

ボランティアでは、様々なお年寄りと言葉も交わしてきました。

老人ホームの屋上で、にこにこしながら話をしてくれたおじいちゃん。

家族への思いをたくさん語ってくれたおばあちゃん。

私は、今後、どういう生き方をしていけばいいのか、考えさせられました。

「生きる力」を育てるために、総合的な学習の時間が新設されましたが、

今後、ますます厳しくなる世の中で、「生きる力」が一番必要とされるのは、きっと私たちの世代だと思います。